交通事故の追突や衝突により関節部分に強く外力が加わること、関節に無理な力が働くことにより腕や足の関節を損傷してしまいます。関節とは、関節頭(凸)と関節窩(凹)となる骨で構成されています。骨と骨の間には関節を包む関節包や関節軟骨、靭帯などがあります。その部分を損傷することにより関節の痛みが起こるのです。関節の中は血管が乏しく、交通事故などによって関節を痛めてしまうと、治るまでに時間がかかってしまうことが多くあります。
車同士の追突、衝突事故の際はハンドルを握っている際に強い力が加わり腕の関節(肩関節、肘関節、手関節)を痛めたり、ダッシュボードに膝をぶつける、ブレーキを踏んだ際に力が強く入り足の関節(股関節、膝関節、足関節)を痛めることが多くあります。
オートバイや自転車で事故にあった際は、転倒して地面に投げ出され足の関節を捻挫してしまう、手をついた際に腕の関節を痛めるなど、交通事故にあった時は関節を痛めやすくなっています。