交通事故では体に強い衝撃が加わり、ムチウチを引き起こすことが多いです。停車中に後ろから衝突されてしまった交通事故を想像してみてください。自分が乗ってる車に後ろから強い衝撃が加わると、シートに接している体は前に押し出されますが、頭は慣性の法則でその場に留まり、頭が後ろに振られます。さらに車が止まったタイミングで今度は頭が前に振られてしまいます。こうして首に強い力が加わることでムチウチが引き起こされます。
交通事故によるムチウチで頭痛や吐き気、めまいが引き起こされるのは首にたくさんある神経や血管を傷つけてしまったり、ムチウチによって硬くなった筋肉が神経や血管を圧迫するからだと言われています。